「中国」が恐れる「香港」

かつては、シンガポールや台湾、韓国と共に「NIEs」だとか「4匹の龍」だとか言われていた香港。最近は物騒なニュースが続いているんですが、ぶっちゃけ、「日本が中国に飲み込まれる」ような感覚なんでしょう。確かに香港はイギリスから中国に返還されたので、中国の一部ではあります。ありますが、返還後50年は「特別扱い」しますよ、っていう話だったのが、徐々に徐々に「中国に侵食」されつつあるという状況なんだそうです。もう「内戦」なんですよね。マスコミは「デモ」だとか「抗議活動」だとか言っていますが、そんなレベルじゃないと思う。

「中国に飲み込まれる香港」っていうのも一つですが、逆に中国側から見ても香港は目障りな存在なんです。いくら「特殊な地位」にあるとは言え、「香港だけ特別扱い」したら、他の地域が「うちも!」って騒ぎ出すわけで、そうなれば最悪「中国崩壊」です。中国政府が恐れてるのはそれ。「あんなでかい国が潰れるわけがない」ソ連は潰れました。かつてソ連は言ったそうです。※ソ連からの独立※東西ドイツの統一※ヨーロッパでの国境変更、これらは軍事介入してでも止めると。例えば、ソ連のどっかの地域が独立すると言い出して、それを許せば、他の地域も「うちも!」ってなるのは明白だったから。ユーゴも、スロベニアクロアチアが独立宣言して、スロベニアは2週間ほどで独立したんですが、それが他の地域を刺激した可能性はあります。中国は今では無視できない存在で、あそこが崩れれば日本も他人事ではないし、世界経済は大混乱になります。意外と危険なニュースなんだけど、マスコミはそこまでは言わないし、日本の政治家もどこまで真剣に考えてるのかは分かりません。たぶん、「リベラル・左派」に聞いても、「(中国崩壊なんて)あり得ない」と答えるでしょう。

だけど僕は「反体制派」っていうんですかね?こういう人達も危ないとは思ってます。「反体制派」っぽく見えても、実は「体制派」の人間で、あえて「反体制派」に入り込んで、どっかで一気に大どんでん返しすることがあるからです。アメリカにも様々な抗議活動はありますが、そういう人間はいるそうです。それにあれ、アフリカだったかな?「黒人の労働者」が「白人による搾取」に抗議して、その中で労働者側にオピニオンリーダーが誕生したんです。そのオピニオンリーダーが経営者側に回ることにも成功したんですが、結果的にはオピニオンリーダーは白人と同じか、それ以上のことをして、現地の状況は悪くなった、というような話を聞いたことがあります。日本でも「自民党の対抗馬」だったはずの「民主党」は、その後、「自民党の劣化版」として見るも無惨な姿に変わったし、「反原連」だって腐っていったんです。「マスコミの役割=権力の監視」と言いますが、そのマスコミだってとても「権力を監視している」とは思えません。